魔女と呪術殺人。タンザニアの魔女狩り

アフリカの広い地域では呪いというものが未だに根強く残っている。ケニアでは死者の蘇生に失敗した呪術師に対して住民が激怒した(参考元)ことから、呪術や迷信が根強く生活にも、社会にも影響を与えていることが見れる

スポンサードリンク



 

タンザニアでは不妊、貧困、飢え、地震と言った自然災害、あらゆる厄災は魔女の仕業だといわれている。
The Witch Girl (cinema 1915)
The Witch Girl (cinema 1915) / New York Public Library


魔女狩りといえば中世ヨーロッパの暗黒時代という印象が強いが、今なお魔女狩りは存在し、「呪術殺人」が動機の殺人事件も頻発している。

タンザニア・呪術と魔女

タンザニアの魔女裁判

魔女の定義は「悪魔と契約を結んだもの」とされているが、タンザニアでは「魔女」だと糾弾されて殺害される人々が毎年数百人に上回る。

魔女だとレッテルを張られる女性達の多くは、高齢で弱く、のけ者にされた女達。または財産を持っている女達も魔女になる。

魔女はだめだが、呪術師はOK

黒魔術を使ったと責め立てられ、殺される人がいる一方で、呪術師たちに殺害される人々もいる。タンザニアでは古くからアルビノ狩りが行なわれていた。アルビノの人たちは殺害され、体の一部は呪術の材料として使われる。また、呪術師たちは彼らの肉は「権力や幸福、健康をもたらす」と主張しているのだ

 

タンザニア政府もアルビノの人々を保護する活動をしているが、あまり期待できない。なぜなら政府が過去に行なってきた呪術に対する対策は、効果が無かったからだ。

 

呪術を信じる国民性

アルビノの人たちの遺体はおよそ900万円という高値で取引され、呪術師のところに持っていくという。また、総選挙を控えた頃になると、アルビノの人々に対して攻撃が増えるという。

 

なぜなら、政治家や支持者がたちが当選するように呪術師たちに呪いをしてもらうからだ。

 

これらから、魔女は邪悪で厄災そのものといった受け捕らえ方だが、呪術師は尊敬され絶大的な影響力を持っている。

 

呪術師の言ったことは絶対

タンザニアの法律は女性でも平等に相続権を認めている。しかし、これに対して反対してる人も多く、中には財産を奪い取る目的で、罪の無い女性を魔女だとつるし上げることがあるという。

 

魔女ならば殺されて当然。殺人が正当化されてしまうと、被害者の財産は自動的に、殺した男のものになる。

 

呪術師の発言力絶対で、「あなたは誰かに呪術をかけられた」といえば、その2人の間に衝突がおき、殺人に発展してしまうのは簡単だという。

 

また、呪術師のふりをする人もおり、魔術師という肩書きを悪用しているやからがいることも確かだ。

 

参考元
AFP BB NEWS 魔女と呪術の殺人、タンザニアに根深い迷信

コメントを残す

このページの先頭へ