タンザニアでアルビノ女性を殺害したとして、被害者の夫ら4人が死刑判決

タンザニアでアルビノの妻の手足を切断し、殺害したとして夫と共犯者3人に対して死刑判決を言い渡した。

 

夫と共犯者3人は女性の両足と右腕を、斧や三刀で切断したため、女性は出血多量で死亡した。

スポンサードリンク



 

タンザニア北部のムワンザの裁判所職員によると、被害者女性は夕食をとっている最中に襲われたという。
Noose at the Guadalest Torture Museum
Noose at the Guadalest Torture Museum / Ben Sutherland

タンザニはアルビノといわれる先天性色素欠乏症の人々が殺害されるという事件が相次いでいる。タンザニアではアルビノの人々の体の一部は呪術で用いられるため、高値で売買される。

 

アルビノの人々の体の一部はおよそ600ドル(7万円ほど)で、全身ならば7万5000ドル(880万円ほど)になるという。タンザニアの平均年収は日本円にして約7万5千円ほど。よって、アルビノ殺人に走る人々も少なくないわけである。

 

また、アルビノを殺害してしまえば、刑期、罪が重くなるといった見解から、殺さず手足を切断するケースも後を経たない。

 

国連の専門家によると東アフリカの国々では2000年以降、少なくとも74人のアルビノの人々が殺害され、2009年に殺害事件が急増している。そのため、政府はアルビノの子ども達を児童養護施設に入所させるといった措置をとっていた。

 

そして、タンザニア政府は今年に入り、呪術師の禁止措置をとった。また、アルビノの殺害をなくすための啓蒙キャンペーンも開始していた。

 

しかし、今年の2月にタンザニア北部でアルビノの幼児が誘拐される事件が発生。

 

アルビノ狩りと呼ばれるアルビノの殺害行為は、タンザニア北部に集中している気がする。調べてみると、タンザニア北部にはヴィクトリア湖畔にムワンザという都市があり、それはムワンザ州の州都でもあり、ダルエスサラームに次ぐ大都市に当たる。

 

大都市ゆえに、貧困者の流入といったものもあるが、観光業よりも、漁業や綿花栽培の農業が盛んな産業都市である。大都市には色んな人々が集まるものだ。また、今年10月にはタンザニア国内で大統領選が予定されており、政治家達が呪術師を頼るのは明らかだという。

 

大都市だから、犯罪が頻発するのは当たり前のことだが、もしかするとタンザニア北部はアルビノが異常に発生する地域なのかもしれない。

 

今回の判決について事件を担当したホアンキン・デメロ判事は国営ラジオに、合理的疑いの余地なく有罪を立証したという。また、同伴時は地元紙にたいして、タンザニア国内でアルビノの人々が殺害される事件が増加している状況を考慮しての判決を下したという。

 

この判決がアルビノの人々の殺害に対して、抑止力になるものなのかは疑問に残る。

 

参考元
AFP PP NEWS アルビノ女性殺害、夫ら4被告に死刑判決 タンザニア
AFP PP NEWS アルビノの幼児誘拐される、呪術の犠牲か タンザニア
AFP PP NEWS タンザニア政府、呪術師を禁止 急増するアルビノ殺害の抑止に

コメントを残す

サブコンテンツ

スポンサードリンク

このページの先頭へ