髪の毛を売ってお金になる!現代日本でも髪を売る文化は残っていた!

hearファンタジーの世界(映画・小説)や発展途上国等で金に困ったら体の一部を売るということがあるが、合法的に体の一部を売る方法がある。
それは髪は売ること。
髪は昔から高値で売買されている。

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オー・ヘンリーの短編小説「賢者の贈り物」で貧しい夫婦が出てくるのだが、妻は夫のクリスマスプレゼントのお金を工面するために、自慢の髪を売るというシーンが出てくる。

 

 

 

 

 

昔は東西関係なく、髪の毛を買い取ってもらっていた

 

昔から売られた髪は、ウィッグ(かつら)やエクステンション(付け毛)になるのがほとんどで、他には寺や神社に寄進するものがある。有名なところでは、東本願寺の「毛綱」だ。
人間の髪はかなり丈夫で一本の毛で100gの重さを、頭髪全体では12トンの重さを支えることが出来るという。
そういう理由で、東本願寺のお堂の再建時の木材の運搬や釣り下げ時に綱の綱の切断事故を避けるため、信者の女性の髪を麻に織り込む。それによって、強度の強い丈夫な綱を作ったという。

 

これは寺や神社に「寄進」だから、金銭は発生しない。

 

 

テレビのドキュメンタリーの話だが、今でもインドでは願掛けなどで女性が髪を寺院に納めるという。

その納められた髪が先進国ではエクステンションやウィッグになる。

 

つまり寺院は願掛けとして納められた髪を売って、そのお金を寺院の運営費にしているというのである。

 

信者を裏切ることにはならないのか、と疑問が残る話だ・・・

 

そのような背景もあってエクステンションやウィッグの材料になる人毛はインドから仕入れていると言われている。

 

 

大量に商品を作るとなると安定した所から材料を仕入れなければならない。

よって、人毛の仕入先は人口の多い中国もインド同様仕入先の大部分を占めるといわれている。

 

だが最近では事情が様変わりしているようだ。

 

途上国の急速な経済発展による深刻な髪不足

 

中国東部・安徽省太和県は人毛を加工する会社が400社以上あり、そこで加工された人毛は世界各国に輸出されている。

 

近年では地元の女性の髪だけでは足りず、ラオスやミャンマーの近隣諸国からの髪も仕入れていると言う。髪不足という現状が垣間見れる。

これは憶測になるが、髪不足の背景にはアフリカ経済が活発になったのと、髪の主な仕入先だったインドや中国が豊かになったのが理由ではないかと思っている。

 

 

アフリカ系の人たちの髪は縮れているのが大きな特徴であり、オバマ大統領のミシェル・オバマ夫人のストレートの髪はアフリカ系ではありえないのである。

つまり早い話  『ウィッグ(カツラ)』 である。

 

アフリカ系のモデル、ミュージシャン、ハリウッドセレブ達のストレートヘアはウィッグをかぶっている、エクステンションをつけている、アルカリ溶液で髪を溶かしているかのいずれかである。(アフリカ系女性の髪事情はこちらから)

 

目覚しいアフリカ経済の発展により、女性たちはウィッグやエクステンションが手に入りやすくなった。

そのためアフリカに輸出する人毛も増えたといわれている。

 

 

また、主要仕入先の中国も経済発展により、髪に対してお金をかけるようになった。

髪にお金をかけるというのは、髪の色を抜いたり入れたり、パーマをかけたりといったことで、髪を売ってお金を手に入れようとする人数も減ったと思う。

 

そして、髪にお金をかけると、髪が売れないのである。

 

 

髪の毛が高値で売れる条件というのは健康な髪で、かなり加工を施してしまうと使えない状態になってしまう。

 

日本でも未だに髪が売れる

「日本でも髪を売り業者が買い取るというのが行われていたが、髪にカラーを入れるのが当たり前になってしまい、買い取る業者も廃れてしまった」と、管理人の髪を担当してくれている美容師さんが話してくれた。

 

しかし、今の日本でも髪を買い取ってくれるという美容院はある。

 

その美容室に一つが山口県下関市にある美容室「tamtam」。

 

買い取り価格を見ると20センチ未満50グラム700円から髪が売れるらしい。もちろん長く量があればそれに比例して買取料金が増える。

 

しかし、こちらの「tamtam」さんでは髪を売るには諸条件がある。

健康な髪であることは勿論なことだが、その他の条件の一つに31歳未満の髪しか買い取りしていないとの事。やはり高品質を維持するためには一定以上の年齢を超えるものは使えないということだろう。

 

せっかく綺麗に伸ばした髪の毛をただ切って捨てるのはもったいないけど年齢が31歳を超えている・・・という方は、髪を寄付するということも出来る。

医療用ウィッグを制作・提供しているNPO法人JHDACでは年齢・性別問わず髪の毛の長さも関係なく寄付出来る。(ウィッグ制作用には12インチ必要)

 

美容室の床の上で切り落とされた髪の毛を見て、ゴミと見るか金と見るかはあなた次第だ。

 

参考元 AFPBB NEWS WORLD BIZ

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