翼をさずけないレッドブルはリポDがモデルです。
エナジードリンクの代名詞ともいえるレッドブルは、「翼をさずける」というキャッチーコピーで有名だが、このキャッチーコピーが虚偽広告だとしてアメリカ国内で訴えられていた。
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海外のメディアではレッドブル側が1300万ドルの和解金を支払うことで合意したと伝えている。
レッドブルを含め飲むと集中力やパフォーマンスが向上するといわれているカフェイン入り飲料をエナジードリンクだが、原告側は2002年から飲んでるけどそういった効果が感じられなかったとして集団訴訟を起こしていた。
レッドブル側は宣伝内容に偽りなしと主張しつつも、訴訟による弊害を避けたいという考えからか、和解に応じることにした。
レッドブルは翼をさずけないけど、リポDなら翼をさずけてもらえるかも。
飲んでも飲んでも翼をさずける気配はないレッドブルだが、レッドブルの誕生の切っ掛けになったのはリポビタンD(通称リポD)だと言う。
リポDと言えば、大正製薬の栄養ドリンク。社会人になってお世話になった方も多いと思う。今ではカロリーを気にしないでも飲めるやつ等、幅広いラインナップになっている。
1987年にレッドブル第1号を生み出した創業者のディーチリッヒ・マテシッツ氏は、日本の高額納税者のリストを見たとき大正製薬の上原元大正製薬会長がおり、リポDを作っている人だと知ったそうだ。
電気製品や自動車会社のトップではなくドリンク剤で高額納税者リストのトップになれるのが不思議に思い、調べてみると日本にはドリンク剤の巨大市場があると知ったと言う。
リポDはタウリンがいっぱい
リポDをモデルにしているレッドブルだが、日本で売られているレッドブルにはタウリンが入っていない。
それがリポDとの異なる点で、タウリンを入れてしまうと医薬品扱いになる。
そのため、アミノ酸のアルギニンで代用していると言う。
よく注目されるカフェインだが、コーヒー一杯分と同じ。
よって、レッドブルと同じ効果を期待するならば、濃い目のドリップコーヒーをリポDで割る。
もしくは一緒に飲む。
そしたら、翼をさずけてくれるかもしれない
参考元
ねとらぼ
THE HUFFINGTON POST-レッドブル誕生のきっかけになった「日本の栄養ドリンク」とは-
レッドブル
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