発症すれば治療法なし!ほぼ致死率100%。狂犬病の恐怖!

2013年12月頃から、ギニアをはじめとする西アフリカでエボラ出血熱が発生しているが、日本でも発症すると致死率がほぼ100%という感染症が発生したことがある。それは、狂犬病である。

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日本ではもう聞かなくなった狂犬病。

 

欧米では狂犬病に発症すると、水などを恐れる特徴があることから、恐水病といわれるこの感染症は、日本国内では昭和31年(1956年)を最後に発症確認されておらず、もう、気にも留めていない人も多い感染症だが、世界的に見ても狂犬病に感染しない国よりも、感染する国のほうが圧倒的に多いのだ。

狂犬病は全ての哺乳類に感染し、発症した哺乳類の致死率はほぼ100%
。という大変恐ろしい感染症である。

 

狂犬病を発症するまでの期間

狂犬病の感染から発症までの潜伏期間は咬まれた場所により様々だが、脳に近い所ほど潜伏期間は短い。なぜなら、咬傷から侵入した狂犬病ウィルスは神経系を解して脳神経組織に到着し発病するが、感染の速さは日に数ミリ~数十ミリといわれ、脳に遠いほど発症が遅い。よって、顔よりも足を咬まれたほうが、咬まれた後の処置の日数を稼ぐことが出来るのだ。

頭や顔など脳に近いほど潜伏期間は2週間ほどといわれており、足先等の脳から遠いものでは数ヶ月、中には2年という記録もある。

 

狂犬病の症状

狂犬病は別名恐水病ということは先に書いたが、それは狂犬病の症状に由来する。

狂犬病が発症して初期の頃は風邪に似た症状のほかに、咬傷部位のかゆみが見られる。症状が進むと不安感ととも恐水症状が現れ、水だけではなく、風を怖がり、興奮し麻痺、そして神経症状が現れる。その2日から7日後には脳神経や全身の筋肉が麻痺を起こし、昏睡期に至り、呼吸障害を起こし死亡する。

恐水症状は喉が渇いていても、水に恐怖を感じる。なぜなら、水を飲むとき嚥下筋が痙攣し強い痛みが感じるからだ。そのため、水を極端に恐れるようになる。

 

狂犬病の治療

ワクチン接種を受けずに発症した場合、致死率は99.99%。まず発症したら死ぬ。狂犬病を発症し、回復した症例は何例かはあるが、いずれもワクチン接種している。またワクチン接種なしで回復した15歳の少女もいるが、彼女はよほど幸運だったのだろう。(幸運の理由はこちらから)

 

狂犬病の予防

先にも述べたが、狂犬病を発症してしまったら、あきらめるしかないが、予防は出来る。発症前にワクチン接種を行う処置をすればよい。

 

狂犬病が日本に再発生の恐れ

日本では馴染みのない狂犬病だが、狂犬病が発生していない国のほうが珍しいぐらい、狂犬病は全世界で発生している。2006年に海外から帰国した男性が狂犬病を発症した事例があるが、幸いにも動物を起因とする狂犬病の発症はないが、犬以外のペットへの狂犬病ワクチンの予防接種が進んでおらず、ペットブームより海外から輸入するペットも多く、日本では再び狂犬病が侵入する危険性が高くなっているのだ。

エボラ出血熱は未だ特定地域のみを警戒しているが、狂犬病は全世界に分布している。エボラ出血熱も近代文明によって、全世界に分布するのはそう遠い未来ではないだろう。

参考元:wikipedia
IDWR
千葉県獣医師会

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