オランウータンには「人権」があって、チンパンジーには「人権」なし

アルゼンチンの報道の報道によると、動物園のオランウータンは、違法に自由を奪われた「人間ではない人格」との判断を裁判所は下した。よって、保護区への開放が可能になった。その一方でアメリカではニューヨークの控訴裁判所でチンパンジーは人間と同じ権利を認められる存在ではないとの判断を下した。

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My Trusty Gavel
My Trusty Gavel / steakpinball

オランウータンとチンパンジーは人間と同じく霊長目に属し、同じくヒト科に属している。

 

しかし、人間と同じではない。ではなぜ、オランウータンとチンパンジーに人権を認めさせようとしたのだろうか?

 

オランウータンとチンパンジーの人権問題

オランウータンとチンパンジーを檻から開放せよ。

Hello, Human... (SINGAPORE ZOO/CHIMPANZEE/ANIMALS/GREETING) VI
Hello, Human… (SINGAPORE ZOO/CHIMPANZEE/ANIMALS/GREETING) VI / Chi King

 

チンパンジーの人権の申し立てをしていたのは非営利団体「非人間の権利プロジェクト(NRP)」という動物愛護団体で、檻に入れられ監禁状態にあるチンパンジー4匹を保護区に解放することを求めてニューヨーク州裁判所に申し立てをしたのだ。

 

 

オランウータンに人権が必要になった背景には、チンパンジーと同じように動物園にいるオランウータンを保護区へ解放するため、人権の申し立てを動物愛護団体が起こした。

 

 

チンパンジーは人間と同じように責任を負う能力はない

Baby Orangutan 3
Baby Orangutan 3 / ahisgett

 

チンパンジーに人権を認めさせようとしたNRPは10月に行なわれた地裁での弁論で、チンパンジーは人間とよく似ているため、「法的な個人」として認め、束縛から解放されるべきだと主張していた。

 

 

しかし、判事団はチンパンジーは人間と異なるとの見解を発表。なぜなら、チンパンジーは法的責任と社会的義務を負う能力がなく、人間に与えられてきた法律上の権利をチンパンジーに授与するのは不適切とした。

 

 

その一方でオランウータンは十分な認知知能があり、物体として扱われるべきではないという主張が通り、「人間ではない人格」が認められ、基本的権利が与えられるべきとした。

 

 

 

参考元
ロイター オランウータンに「人権」あり、アルゼンチン裁判所が認定
AFP BB NEWS チンパンジーの「人権」申し立て、NY州控訴裁でも却下 米国

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