ジャンクフードのTV広告規制。英国の肥満対策

「家団らんなどで子どもがテレビを見ることが多い夜9時までは、ジャンクフードのコマーシャルを規制すべき」

 

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心臓病などを支援する英国の慈善団体British Heart Foundation(BHF)がこうした主張を展開している。
Junk food booth           Junk food booth / daveynin

肥満大国といえば、「アメリカ」という印象が強いが、最も肥満の多い国はメキシコで、ワースト7位に英国だ。(参考元)

 

ということは、英国はヨーロッパ一の肥満大国ということになる。

肥満大国英国の肥満対策

深刻な英国の肥満児

肥満が深刻な状況になっている英国。ジャンクフードのコマーシャル規制は慈善団体BHFの主張は各メディアはと取り上げ、労働党はこの広告規制を総選挙のマニュフェストに盛り込もうと考えているほど。

 

調べてみると、英国の肥満・肥満児問題はかなり深刻で、3人に1人の子どもが体重過多か肥満だという。

 

以前、英国のとある家庭の8歳の肥満児少年・コナー・マクレディー君が、母親から引き離されるかも知れないという事件があった。

 

引き離される理由は、コナー君の肥満。社会福祉指導員は母親が監督できていないとし、施設に入れることを検討していた。結局施設行きは見送られたが、母親は福祉指導員の忠告を無視しているという。(参考元)

 

コナー君の家庭はシングルマザーで、母親が過酷な状況に陥っていることは想像に難くない。それが、コナー君の肥満に繋がっているように思える。

 

英国では以前からジャンクフードの広告規制を行なっていた。それは子ども番組に限られたことで、BHFの調査によると、4歳から16歳の子どもを持つ親の10人中7人、半数以上がテレビコマーシャルで見たジャンクフードを子どもにせがまれ買ってしまったという。

 

よって、BHFは肥満児対策として、ジャンクフードの広告が子どもの目に入らないようにすることで、ジャンクフードの消費が押さえられ、肥満防止に繋がるというのだ。

 

子ども向け番組のジャンクフード広告規制は以前から行なわれたと書いたが、ファミリー向け番組は対象に入っておらず、それが、ジャンクフード広告規制の抜け道になっていると指摘している。

 

ジャンクフードを好むのはやはり、子ども。子どもをターゲットにしたいのに子ども番組に広告を流せないとなると、必然的にファミリー向け番組にジャンクフードの広告を流すことにはなる。

 

TV広告を規制すれば、肥満は減るのか?

ジャンクフードのTV広告規制に反対している業界がある。当たり前だが、広告と食品・飲料品メーカーだ。

 

彼らは今の広告規制で充分であり、広告をなくしたからといって、肥満問題を解決できるわけではないと主張。

 

広告をなくしたからといって、肥満が解消されるわけは無いことは当たり前で、もっと根本的な解決を考え出すことが、重要だとは思う。(肥満の原因といわれている貧困とかね)

 

タバコの広告は圧倒的に少なくなったが、喫煙を続けている人間はいる。

 

しかしながら、肥満問題は各国で抱えている問題でもあり、ジャンクフードの広告規制強化は他国にもある。このジャンクフード広告規制は諸外国に影響を及ぼしそうではある。

 

参考元
IRORIO 「夜9時まではジャンクフードのTV広告規制を」 肥満児が多いイギリスで議論沸騰
小林恭子の英国メディア・ウオッチ 英国の児童肥満とタブー

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