中国の新たな問題。ウイグル族と「イスラム国」

イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」の蛮行に対して、世界中が注目している中、中国も「イスラム国」の脅威を感じているようだ。中国の新疆ウイグル自治区に「イスラム国」の影響が見えているという。
Day 7
Day 7 / mike.benedetti



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米軍の普天間飛行場の移設で、大浦湾のサンゴが破壊されたとニュースでやっていた。(参考元)移設する理由の一つににはやはり、世界一態度が悪いと言われている中国の脅威というものがある。

 

中国のジャイアニズムが主張する領土は、日本の尖閣諸島だけではなく、隣接するほとんど全ての国で起こっている問題。同じ社会主義国家であるベトナムと中国の関係は領土問題で険悪である。

 

普天間飛行場の移設のニュースを見ながら、中国が日本の領土以外に興味が他に移らないかなっと思っていたら、「イスラム国」に対して危機感を抱いていることを知った。

 

新疆ウイグル自治区と「イスラム国」問題

中国のイスラム教徒

カール・マルクスは「宗教は民衆のアヘンである」というようなことを言った。それからわかるように共産主義国家は宗教に対して否定的な立場を取っている。

 

宗教に否定的な立場をとる共産主義国家である中国は、宗教弾圧を推し進めていることは有名だ。しかし、中国は広い。宗教弾圧を行なう中国にも信仰を手放さない敬虔なイスラム教徒がいる。

 

グルジャ市という街が中央アジアの中央部のイリ地方にある。そこはかつて、中華民国からの独立と東トルキスタン共和国の成立を宣言したところだ。

 

東トルキスタン共和国といわれた地域は1949年に共産党支配下の中国に統一され、1955年には新疆ウイグル自治区になった。

 

ここは近年、ウイグル族と漢族との対立が目立つ。2009年の「ウイグル騒乱」は記憶に新しい。この騒乱の背景は漢族とウイグル族との経済格差、ウイグル族の文化、宗教の弾圧といったものがウイグル族の不満となって表れたといわれている。

 

しかし、新疆ウイグル自治区に住んでいる漢族は中国共産党の政策によって移住したものであり、今ではウイグル族よりも、漢族の方が多いといわれている。よって、中国の民族同化行為にしか見えない。

 

元々新疆ウイグル自治区には、ウイグル族の民族国家・東トルキスタン共和国があった。中国からの独立運動は続いており、先にも書いたグルジャ市は東トルキスタン独立運動が活発な地域といわれている。

 

 過激派ウイグル族と「イスラム国」

「イスラム国」には外国人戦闘員が数多くおり、その中には中国出身の戦闘員もいるといわれ、そのほとんどがウイグル族だという。

 

ウイグル族たちは長らく中国に虐げられてきた歴史もあり、東トルキスタン解放組織という過激派が存在する。中国政府は彼らをテロ組織として位置づけている(参考元)

 

中国政府の民族同化政策や、新疆ウイグル自治区内での暴力やテロ事件に対して、「対テロ戦争」を展開すると宣言。当局による一般市民に対する越権行為や武力行為も認めるという。要するに、中国はウイグル自治区を武力で制圧するといっているのだ。

 

そういうこともあって、多くのウイグル族たちは国外に逃亡していると言われている。もちろん中国籍の人間は渡航制限されているため、密出国になる。蜜出国者の一部はマレーシア経由で「イスラム国」に加わり、聖戦に参加しているといわれている。

 

「イスラム国」は新疆ウイグルを占領すると宣言

「イスラム国」の占領計画には新疆ウイグル自治区が含まれており、占領宣言のほかにも、東西問わず、ムスリム達の権利が強制的に剥奪されている、よって、復讐しなければならないと明らかにした。

 

「イスラム国」は復讐先として、真っ先に中国を上げている。

 

「イスラム国」の最高指導者は新疆ウイグル自治区の問題に高い関心を寄せているらしく、中国のウイグル族に対する民族同化政策を批判している。

 

新疆ウイグル自治区で「報復テロ」

中国政府は世界中から憎まれてるので、一介のイスラム過激派組織に名指しで批難されても痛くもかゆくも無いと思うが、最も恐れていることある。それは新疆ウイグル自治区での報復テロである。

 

「イスラム国」といったイスラム過激派組織に加わったウイグル族が、テロのノウハウを学び、帰国後報復テロを行なうことが、中国が最も恐れているといわれている。

 

なぜ中国は民族も宗教も異なる新疆ウイグル自治区を手放さないのか。それは国防の要でもあり、石油と天然ガスの埋蔵量が豊富。中国最大の資源産出地域。

 

中国政府にとっては、ウイグル族の存在など正直どうでもいいらしく、新疆ウイグル自治区は中国の核実験場所とも言われている。もちろん、ウイグル族に核の影響が出ている。

 

中国も報復テロを受けると自覚はあると思うが、チェチェン紛争に発展することは絶対に避けたいと思っているだろう。

 

 
参考元
Credo 次は中国がターゲットに?対岸の火事ではない「イスラム国」日本人殺害脅迫事件
Focous-ASIA ISIS、数年後に新疆ウイグルの占領を計画、中国を「復讐ランキング」首位に―中国誌
 

 

 

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