孤独が寿命を縮める

1人で過ごすことが多い人や孤独を感じている人は、寿命が縮む可能性が30%高くなる。

 

そんな調査結果を米ブリガムヤング大学などの研究チームが心理科学会誌の3月号に発表した。以前から、社会から孤立した生活は、早死にのリスクを高めるといわれていた。

 
Loneliness
Loneliness / Brian Rinker


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孤独も早死にリスク要素

孤独に殺される。

孤独が寿命を縮める、早死にさせるといった研究結果の論文を執筆した研究者の1人は、交友関係が多いほど寿命が延びることが統計で示されたと説明。

 

1人でいることと、孤独を感じることの両方について深刻に受け止める必要があると主張し、たくさんの人に囲まれていても孤独を感じる人もいると指摘。

 

孤独についての研究はシカゴ大学のジョン・カチオッポ教授も行なっており、早死にはリスクを高めると発表している。カチオッポ教授によると、孤独は主観的な幸福感を全体的に低下させるだけではなく、睡眠を妨げ、ストレスホルモンの分泌を増加させ血圧を上げるといった、有害な影響をもたらす危険性があるとのこと。

 

米ブリガムヤング大学などの研究チームの対象者の平均年齢は66歳で、シカゴ大学のジョン・カチオッポ教授の対象者は55歳以上の成人2000人で、平均年齢はわからない。米ブリガムヤング大学の調査対象者の孤独感を判定できたのは、70件の内3件のみで、ほかに年齢や疾患も考慮したという。

 

それでも今回の調査では友人を持つことや人と接することの大切さが裏付けられたという。乳がん患者3000人あまりを対象とした2013年の調査でも、社会的に孤立した女性ほど症状を訴えることが多く、幸福感が低い傾向があると結論付けている。

 

また、シカゴ大学のジョン・カチオッポ教授は退職後にこれまで自分を支えてきたコミュニティから離れることは孤独感が増すとして、警告している。孤独による早死にを防ぐためには、やはり信頼できる人と過ごす時間を増やすことだろう。

 

信頼している人と一緒に食事は寿命を延ばす最も効果的な方法なのかもしれないが、個人的に「孤独なグルメ」に憧れているし、一人で食事していたほうが気が楽だ。

 

参考元
THE HUFFINGTON POST 「孤独」の早死リスクは「肥満」の2倍
CNN.co.jp 「孤独」な人、寿命が縮むリスク30%増加 米調査

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