魔女狩り大国ガンビアの大統領・ヤヤ・ジャメ

西アフリカのセネガルに嵌ったように存在している国・ガンビア。ガンビアのニュースはほとんど聞かないが、かなり変わった国のようだ。

 

ガンビアの国家元首であるヤヤ・ジャメ大統領(ヤヒヤ・ジャメ)はかなり偏屈な人格の持ち主らしく、2009年、大規模な魔女狩りが行なわれた。この魔女狩りはガンビア政府が支援していると見られている。

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Cyclist, Gunjur Gambia
Cyclist, Gunjur Gambia / Mishimoto

西アフリカの魔女狩りの国・ガンビア

不思議大国ガンビアの国家主席

現代の文明に慣れ親しんだ人間達にとってはガンビアを見てみると、かなり異質に見えると思う。ここの国家主席ヤヤ・ジャメ大統領は1994年に無血クーデターを起し、前大統領から実験を掌握。そして、軍事暫定統治評議会議長としてガンビアを統治し始めた。

 

ヤヤ・ジャメ大統領は保守的で厳格なイスラム教徒(ムスリム)としても知られ、スポーツ好き。また、英国が嫌い。旧宗主国である英国で象牙貿易で像を殺戮し、奴隷制を法律化した。よって、公用語として英語の使用を退ける声明を発表した。(参考元)

 

ヤヤ・ジャメ大統領はしばしばというより、頻繁に人権侵害や報道抑圧をしていると非難され、ニュースになっている。2008年には同性愛者に対して国外退去か死刑を選ばせる通告を発表し、先にも書いたように政府支援の魔女狩りを行なった。

 

また、ヤヤ・ジャメ大統領は国民に「偉大なる博士アルハジ・ヤヤ・ジャメ大統領」と呼ばせ、エイズ治療薬を開発し、博士という肩書きとして立派な業績を残しているらしいが、そのエイズ治療薬はハーブとバナナを煮出しただけのものだった。そして、クーデターの記念碑であるアーチが掲げられた道路は、ヤヤ・ジャメ大統領以外の通行は禁止されている。

 

要するに、ガンビアの現大統領ヤヤ・ジャメは独裁者なのである。

 

このような大統領が統治するガンビアに住む国民の生活は悲惨だ。2009年にガンビアで魔女狩りが明らかになった。海外メディアは政府が支援していると指摘していた。この魔女狩りを起したのはヤヤ・ジャメ大統領自身なのだ。

 

何でも、おばの死因は魔女の仕業だと思い込んだらしい。人権団体アムネスティ・インターナショナルによれば、魔女の疑いをかけられ連れ去られた人々は1000人以上に上ったという。

 

目撃者などの証言によれば、ある日村にヤヤ・ジャメ大統領の民兵が現れ、何百人という村民がバスに乗せられ、連行されたという。村民を誘拐したのは自称「呪術師」で、政府の命令により、民兵が護衛についていたという。

 

誘拐された村民たちは強制収容所に拘束され、異臭を放つ秘薬という名の幻覚剤を飲まされ、意識が朦朧となったところを呪術師に強姦されたという報告がある。また、この秘薬を飲んで、奇行が表れるもの、そのまま死亡するものが表れたそうだ。

 

秘薬の中身は不明だが、エイズ治療薬を作れるぐらいのヤヤ・ジャメ大統領なら、秘薬ぐらい簡単に作れるのだろう。この秘薬で少なくとも6人が死亡し、腎臓や胃に障害が起きた被害者も多い。

 

この魔女狩りによって、とある村では住民が捕まらないようにパニックとなり、隣国のセネガルに逃げ込んだり、村民全員逃げて村に誰もいなくなったという事態が起こったそうな。

 

この魔女狩りのことについて、触れてはならない。ガンビアの野党の党首はこの魔女狩りを批判し投獄された。もちろん非力な国民など、魔女狩りについて話せば拘束される。

 

今年の1月、ガンビアでクーデター計画に参加した米国籍の男性2人が中立順守法違反などの容疑で訴追された。これらから、ガンビア国民はヤヤ・ジャメ大統領に振り回されていることにうんざりしている。

 

こんな独裁者の政権が長く続い要因は、石油や金といった資源がない。コーヒーやカカオを栽培しているわけではなく、主要産業はピーナッツ栽培。つまり、何もない貧しい国。この国と関係を持っても利益を感じないと国際社会は見ており、関心が低い。

 

よって、ヤヤ・ジャメ大統領はガンビアで独裁者として振舞うことができるのだ。

 

参考元
AFP BB NEWS ガンビアで大々的な「魔女狩り」、政府が支援か
News week 魔女狩りの国でクーデター計画

朝日DIGITAL ガンビアでクーデター未遂 米司法省、米国籍2人訴追

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