中絶!?胎児の遺体が250体。ロシアのウラル山脈の森で見つかる

スノートレッキングをしていた男女9人が不可解な死を遂げたウラル山脈。そこの森で、胎児の遺体が約250体発見されるという事件が、2012年の7月ロシアで起こった。

 

胎児の遺体は、病院により不法投棄されたと見られる中絶胎児で、遺体計250体近くが入った大型容器4個見つかった。
Image from page 322 of
Image from page 322 of “A textbook of obstetrics” (1899) / Internet Archive Book Images

ロシアで胎児の遺体が発見される

遺体は不法投棄だとの見解

胎児の遺体が入った遺体はロシア・スベルドロフスク州の州都エカテリンブルクから北に75キロにある森の中で発見された。

 

地元警察が調べたところによると、ホルムアルデヒドに満たされた容量50リットルのタンク4個の中に妊娠12~16週とみられる胎児の遺体248体が入っており、胎児には苗字と番号が書かれた札がつけられていた。

 

現場からは犯罪行為を示す証拠が多数発見されたと話した。ロシアでは妊娠12週を超えた中絶は法律で中止されているが、今回発見された胎児の遺体は大きさから見て既に違法な段階になってから中絶が行なわれた可能性が高いという。

 

ロシアは妊娠中絶に対してかなりおおらかな考えを持っている。1990年におよそ3分の1までに減ったといわれているが、数字は依然高い。この背景には避妊の知識が不十分というのもあるが、法律も妊娠中絶の件数を上げる要因になっているという。

 

ロシアの中絶は簡単に行なうことが出来る。ロシアでは妊娠12週目までは無料で中絶出来る。それ以上の妊娠期間の中絶は医師の見解と、女性の年齢や境遇といったものを考慮することによって実施される。

 

公立病院で中絶が出来ないといわれても、私立病院に行って融通を聞いてくれるように頼むのだ。もちろんお金を払って。このとき、医者が中絶可能周期を超えているにもかかわらず、処置したとしても罪には問われないのだ。

 

しかし、中絶に対しておおらかな対応をしていたら、ロシアの人口が恐ろしいほど減少し始めた。ロシアも中絶に対して解決策を提言した。主に病院を受診した日に施術するのではなく、一定期間をおく。女性に対して心理学者や専門家の面接を義務付ける。もちろん、違法中絶を行なった医療従事者に罰則を設けるといったもの。

 

だからといって、妊娠中絶をなくすということは出来ないとは思う。子どもを産めない背景には複雑な事情があるものだし、望まない妊娠をしてしまった女性に対して、一つの選択肢を奪うことにはなりかねない。また、中絶を禁止したポーランドでは出生率が改善されてはいない。

 

よって、この状況を改善するためには避妊の知識を広める啓蒙活動だと思うが、ロシア女性も日本女性と同じように、避妊薬に対して根強い不信感があり、ホルモン系の薬は太るとか、健康に悪いと思っているのだ。

 

そして、ロシアでは毎年、約500万~600万件の違法中絶が行なわれているという。

 

参考元
AFP BB NEWS ロシアの森で胎児の遺体250体、病院が不法投棄か
ロシアNOW ロシアの避妊事情:依然多い妊娠中絶
【ロシア】妊娠中絶への規制強化の動き

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