【事件】人間の身勝手さは犬も人も殺す。埼玉愛犬家連続殺人事件。

今年の10月末から11月にかけて栃木県で、70匹以上の小型犬が遺棄される事件が起こった。

遺棄された犬は全て室内で飼える人気犬種の小型犬であった。去勢や予防接種されておらず、出産した形跡が見られるところから、悪質なブリーダーが関与しているという見方が強まっている。

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このニュースを聞いて、ふと昔起きた愛犬家が関わる事件を思い出したので書いてみる。

今から20年ほど前の1995年、埼玉県のブリーダー元夫妻が犬の死体遺棄ではなく、人間の死体遺棄で逮捕された。しかも、人間の死体は出てこない。

 

これが死体なき殺人埼玉愛犬家連続殺人事件である。

腕の良いブリーダーとして業界内では有名だった

バブル期、大型犬のシベリアン・ハスキーが大ブームになったことがあった。その仕掛け人が、関根元(せきねげん)といわれている。

また、アラスカン・マラミュートの第一人者といわれ、そのブリーダーとしても有名だった。

 

犬猫繁殖販売業者である彼は妻の風間博子と埼玉県熊谷市で「アフリカケンネル」というペットショップを経営していた。

彼らは仕事を行う便宜上離婚をしており、「アフリカケンネル」は妻・風間の母親から資金を出してショップを建設した。

そのため登記上の代表は風間博子になっていたが、実質経営をしていたのは夫である関根元である。

 

しかし、彼らの商売は顧客らとの間でトラブルが絶えなかった。

代表的なものが「子犬が産まれたら高値で引き取る」といって、法外な価格で犬のつがい(雄と雌)を売りつけ、子犬を産むと難癖を付けて値切るというものである。

 

詐欺まがいの商売をしていた背景には借金という理由があった。関根元は犬の繁殖場の建設で1億4000万円の借金を抱えていた。

 

そして、関根・風間夫婦の周りから、人が消えていった。行方不明になっていったのだ。

それも彼らとトラブルを起こしていた顧客たちだ。トラブルが起こった顧客が消えていく過程は以下の通りだ。

これは警察の調べでわかった。

まず、相手を呼び出し、知り合いの獣医から犬の殺処分用の硝酸ストリキニーネをカプセルにつめたものを栄養剤と偽り飲ませる。

 

獣医には「犬を安楽死させるため」といって人間を50人殺害できる量を譲り受けていた。

 

その後、遺体を役員山崎永幸方の風呂場でバラし骨はドラム缶で焼却された。

そして、残った灰などは群馬県内の山林や川に遺棄され、これが「死体なき殺人」といわれる所以

である。

 

事件発覚は大阪で起こった愛犬家連続殺人事件が逮捕のきっかけだった

 

同時期の1994年、大阪愛犬家連続殺人事件の犯人が逮捕されると、「埼玉でも同様な事件起きている。」「愛犬家が失踪している」とい噂が流れ始めた。

 

そして2月からマスコミが取り上げるようになり事件が表面化した。関根元と風間博子たちは潔白を主張したが、同年12月に逮捕される。

 

死体をバラし、燃やすという徹底して死体を処分したことにより、物証がほとんどない。

彼らの逮捕の切っ掛けになったのは、店の役員である山崎永幸の唯一一貫した証言と証拠の発見に協力した、彼の証言のみで事件が立証されていった。

 

おそらくこの夫婦は犬の殺処分に慣れてしまい、人間を殺すこともそこまで抵抗が無かったのだろう。

 

 

 

参考元:無限回廊 埼玉愛犬家連続殺人事件
Yourpedia
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