【溶連菌感染症】死に至る人食いバクテリアは溶連菌感染症【溶血性連鎖球菌】

昨年から恐怖の人食いバクテリアが猛威を振るっている。

 

バクテリアの正体は、「溶血性連鎖球菌」。病名は劇症型溶血性連鎖球菌感染症。

 

これは致死率30%と言われる恐ろしい病気なのだ。国立感染症研究所の調査によると右肩上がりで、人食いバクテリアの感染者は増加しており、2014年には過去最高の263人を記録している。

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恐怖の人食いバクテリアはβ溶血性連鎖球菌。普通、溶連菌といわれている。人食いバクテリアから発症する感染症とは、小さなお子さんをお持ちの方なら馴染み深い病気、溶連菌感染症のこと。

 

人食いバクテリアの溶連菌感染症は1987年に米国で報告され、ヨーロッパやアジアでも報告されるようになった。

 

この人食いバクテリアは致死率の高さ等から、怖がられ一時英語圏で恐怖を煽るメールが流行ったことがあるそうだ。

 

恐怖の人食いバクテリアは常在細菌の溶連菌

バナナに人食いバクテリアがついている

英語圏で流行ったメール

コスタリカから輸入されるバナナの中には「壊死性筋膜炎」、いわゆる「人食いバクテリア感染症」の原因になる細菌に汚染されているものがある。

コスタリカでは最近、これが猿に流行し多数死んでいる。この菌はこの地方の果物、特にバナナの表面に付着して育成することが明らかになっている。この事実が知られるまで、専門家は壊死性筋膜炎の感染経路を突き止められなかった

(中略)

FDA(食品医薬物曲)はパニックを恐れて警告を出すのに消極的だ。彼らは非公式に1万5千人を上回る米国人がこの疾患にかかる可能性があるが、あくまでそれは判明する範囲内でのことだと認めている。

このメールをできるかぎり多くの人々に転送し、1万5千人もの人々の被害を食い止めよう

引用元 死体洗いのアルバイト 病院の怪しい噂と伝説 坂木俊公

人喰いバクテリアメールの問題点

人食いバクテリアと呼ばれる溶連菌は集団生活を行なう人の間で広く保菌されており、全体の2~3%の人はのどになどに日常的に保持している。

 

よって、感染経路はバナナの皮というのはおかしい。

 

また、バナナの皮には菌の繁殖には適さない。細菌を培養しやすいところは寒天(寒天培地)と言われており、バナナが溶連菌を増やす場所に適しているとは思えない。

 

また、バナナの皮を食べる人は圧倒的に少数だと思われる。これは徒に人食いバクテリアの恐怖を煽るチェーンメールだと思われる。

 

風邪と間違いられやすい人食いバクテリア

人喰いバクテリア・溶連菌感染症は風邪と間違えられやすく、子どもが罹患する病気と言った認識が強い。よって、「必要も無いのに、抗生剤出された。とか、ただの風邪に抗生剤だして、医療費を稼ぎやがって」と思われる感染症でもあるらしい。

 

しかし、溶連菌感染症を風邪と診断されてしまうと、人喰いバクテリアと言われてもおかしくない状況に陥ってしまう。

 

小児期なら、猩紅熱(溶連菌感染症による発熱を現在は猩紅熱としている)、中耳炎・腎炎・リウマチ熱を合併するが、今では抗生剤治療によって、重篤化することはないと言われている。

 

しかし、成人が溶連菌感染症に罹患してしまうと、最初はただの風邪と思い込んでしまったり、きちんと抗生剤を飲まなかったりと取り返しのつかない状況に陥ることがあるようだ。

 

風邪だと誤診し、きちんと抗生剤で治療しないと、急性糸球体腎炎や、心筋炎、リウマチ熱の原因になる。

 

急性糸球体腎炎になってしまったら非常に厄介で、自然治癒に任せるしかない。要するに入院して安静にし、水分と塩分を控える。利尿剤を利用し尿を出すと言った治療をすることになる。

 

最も重傷な溶連菌感染症・人食いバクテリア

劇症型溶連菌感染症は壊死性筋膜炎という。これは四肢の筋肉を包む筋膜に溶連菌が感染するもので、最も重症な症状。これが「人食いバクテリア」と呼ばれるもの。発症すると下肢を中心に全身が急速に壊死する。こうなると外科的な処置が必要になる。これを発症してしまうと、致死率がぐんと上がってしまう。

 

 

溶連菌は主に咽頭炎と発熱と言ったありきたりの感染症。免疫力が弱くなったとき、溶連菌は劇症化し進行の早く致死性のある、人食いバクテリアに変貌してしまうのだ。

 

 

溶連菌感染症の咽頭炎は激痛

人食いバクテリアは常在細菌の一種・溶連菌が原因。免疫力が落ちたときに感染する。また、主な感染経路は喉からなので、うがいやマスクが効果的。

 

 

また、劇症化する前に病院に受診すること。風邪だと自己判断せずに、病院に行き喉に激痛がある、筋肉痛と熱がひどいことを医師に伝えること。溶連菌感染症の咽頭炎は本当に激痛で、水を飲む度に激痛が走り、高熱が続き意識が朦朧とする。

 

管理人も溶連菌に感染したことがあり、それは中学生に上がる前のことだった。突然発熱し、喉に激痛が走り、家に帰ってくるなり泣き出し、そこから記憶がない。ただ、普通の風邪と全然違うことだけは覚えている。

 

 

身近の父も髄膜炎を風邪と誤診された経験があるので、これは風邪と違うと思ったら、詳細に症状を医師に伝えたほうが、身のためだと思う。

 

 

 

参考元
溶連菌感染症 ~急性腎炎に注意~
IROIRO 国内で急増中!致死率30%の「人喰いバクテリア」症状と予防法は?
wikipedia 化膿レンサ球菌
死体洗いのアルバイト 病院の怪しい噂ち伝説 (著 坂本俊公/イースト・プレス)
 

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