膨らみ始めた少女の胸にアイロンがけ。アフリカの奇習「ブレストアイトロニング」

中部アフリカに位置し、サッカー強豪国として有名なカメルーンでは、少女の胸が膨らみ始めた多感な時期に、「ブレストアイロニング」というおぞましい奇習がある。
Image from page 87 of
Image from page 87 of “Crisis” (1910) / Internet Archive Book Images


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女性なら乳房が膨らみ始めた頃の戸惑いはそれなりに経験していると思う。

 

胸だけではなく、体に丸みを帯び始め女性らしい体つきになっていくことが喜ばしいことだけれど、どこか恥ずかしい。女性なら誰もが経験することだと思うし、思春期と言う時期は大人の体になる時期であり、男女関係無く戸惑いを覚えるものだと思う。

 

そんな多感な時期の少女の胸に行なう「ブレストアイロニング」というものは、そのまま和訳すると胸アイロンとなり、その名の通り熱した平らな物で胸にアイロンをかけることだ。

 

 

ブレストアイロニングはアフリカで幅広く行なわれている習慣

このブレストアイロニングはカメルーンで最も行なわれている慣習だが、チャド、トーゴ、ベニン、ギニアなど西・中央アフリカでも見られる慣習である。

 

 

カメルーンの女性協会「レナータ」は2006年のレポートの中で、ブレスト・アイロニングは沿岸州と北西州の2つの地域で最も幅広く行なわれており、イスラム教徒が多い北部よりも精霊信仰やキリスト教徒が多い南部において一般的だという。

 

 

なぜ、少女達の胸にアイロンをかけるのか

少女達の発育を隠すため、遅らす目的でブレストアイロニングを行なう。その背景には好色な男の目線を避けるためだ。強姦や望まない妊娠を遭わないためには、まだ体が子どもだと見せなければならない。

 

 

また、胸が大きくなると成熟した大人として見られてしまうため、結婚をさせられてしまう。そうなると、学業を続けるのは困難になる。そのために母親達はかわいい娘の胸にブレストアイロニングを行なうと言う。

 

ブレストアイロニングのリスク

未発達の少女達の胸を熱したもので平らにするのだから、もちろん身体的な影響もでる。

このブレストアイロニングの習慣の危険性には膿瘍、感染症、やけどのあと、乳房がしなびる、片方のどちらかの乳房が無くなる等で、乳がんの発生率が高いのが恐ろしい。

 

乳房は結合組織から成り立っており、未発達の乳房に加熱したものを押し付けたり、叩いたりすれば組織が破損することは免れない。

 

 

英国でも行なわれるブレストアイロニング

この忌まわしい奇習ブレストアイロニングはアフリカ大陸だけではなく、英国でも行われていると言う。
英国在住のカメルーン人たちが、密かに古くから習慣という理由で、ブレストアイロニングを行なっていると言う。

 

胸が傷つけられるのではなく、心が傷つけられる

 

大人の女性に成長するという当たり前で喜ばしい時期に、男の目線から避ける方法としてとられるブレストアイロニングが最も傷つけらのは自尊心だ。
男社会にあわせなくてもすむように、自分達と同じ苦しみを遭わないように啓発活動が行なわれ、都市部では減少傾向だと言う。

 

参考元
TOCANA
コレカラ.com
IPS JAPAN

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