髪は女の命。イスラム教を知ろう「世界ヒジャブ・デー」

アメリカ南部のノースカロライナ州でイスラム教徒の男女3人が殺害される事件が起こった。

 

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容疑者の男は銃で殺害し、殺害動機にはイスラム教徒に対しての差別意識があったとされ、波紋が広がっているという。
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ノースカロライナ州はバイブル・ベルトのひとつだ。日本語にすると聖書地帯。要するに進化論を教えることを州法で禁じたり、教会の出席率が非常に高い地域。アメリカのキリスト教に詳しくは無いので、これは個人的な印象になるが、バイブル・ベルト=ファンダメンタリスト。キリスト根本主義や原理主義の傾向が強い印象がある。

 

この事件を知って、イスラム過激派の行為にもっとも迷惑しているのは敬虔なイスラム教徒の人たちだとわかる。

 

今月の2月1日は「世界ヒジャブ・デー」だった。このイベントはイスラム教を知る糸口となった。

 

イスラム教女性のスカーフ「ヒジャブ」

イスラム教徒じゃないけどヒジャブを被ってみよう

ヒジャブとは髪を隠すスカーフのこと。イスラム教女性の服装は、地域や信仰する宗派によって差はあるが、髪は必ず隠すことになっている。

 

世界ヒジャブ・デーを発案したのは、バングラデッシュから渡米してきたナズマ・カーンさん。彼女にとってヒジャブはイスラム教の信仰心と慎み深さの象徴。

 

彼女いわく「慎みはイスラムの教えの一つであり、自分の信じている宗教にしたがったからといって差別されることがあってはならない」

 

「世界ヒジャブ・デー」の趣旨はイスラム教徒ではない、もしくはイスラム教徒であっても普段ヒジャブを着用しない女性達が、ヒジャブをつけてみてもらうというもの。

 

ヒジャブとはスカートそのものを指す言葉だけではなく、慎み深い服装や、行動全般を表す言葉で、ヒジャブを知ってもらうことによって、宗教への寛容と理解を世界に呼びかけ、高めていくことが目標だとカーンさんは言う。

 

ヒジャブにをつけているだけで差別を受けるイスラム教徒は多く、カーンさんも米国に移り住んだころ、ヒジャブをつけて登校するとからかわれ、悪口を言われたという。

 

それは、高校・大学に進学しても続き、同時多発テロ以降は一層激しくなったという。当時はテロリストというあだ名がつけられ、常に恐怖を感じていたという。

 

ヒジャブは信仰心に沿ってつけているだけであって、誰かに着用を強要されているわけではないのだ。

 

イスラム教徒の女性にとって、髪は女の命。

イスラム女性の服装に対して誤解を受けているところがしばしばあるが、イスラム教の聖典コーランには顔を隠せとも髪を隠せとも書いてはいない。

 

陰部は大事に守っておけとか胸は覆いをかぶせるようにとは書いてはあるが、「美しいところは人に見せぬよう」とコーランには書いてある。

 

美しいところというと人によって、解釈が異なる。富士フイルムでそれなりに写る人間はどうなるんだろうか。しかし、イスラム教徒の女性達は髪の毛を隠している所を見ると、髪は女の命という概念は世界共通ということになる。

 

日本を見てみると、髪が無くなった人は隠しているが、ある人が隠しているのは見たことが無い。

 

イスラム教の教えの一つである「慎み」。その教えに従って、イスラム教の女性達は大切な人、信頼している人に大切な髪の毛を見せるのだと思う

参考元
NHK NEWS WEB 米 イスラム教徒3人射殺で波紋広がる
CNN.co.jp 「世界ヒジャブ・デー」 イスラム教への理解呼び掛け
開発メディアganas 【column】マレー世界でも「髪は女の命なの」

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