曽野綾子のアパルトヘイト発言問題から思うもの

2月11日に産経新聞で曽野綾子氏のコラムが掲載され、そのコラムは日本だけではなく、世界を巻き込んだ状態になっている。

 

また、曽野綾子氏は2月17日付けの朝日新聞で「反論」をしたが、その反論が火に油を注いだような状況になってしまった。

スポンサードリンク



Civil rights activist Priscilla Stephens being arrested - Tallahassee
Civil rights activist Priscilla Stephens being arrested – Tallahassee / State Library and Archives of Florida

曽野綾子氏の問題になったコラムは「労働不足と移民」をテーマにしたもので、移民を条件付で受け入れる一方で、外国人を理解するためには居住区は人種分けをしたほうがいいとした。

 

このコラムを読んだ多くの人々は人種差別発言だと受け止め、コラムが掲載された2015年2月11日は、アパルトヘイト撤廃に尽力を尽くした、元南アフリカ大統領のネルソン・マンデラ氏が、釈放された日であり、今年は25周年にあたる記念すべき日だった。

 

曽野綾子と同じ居住区に住みたくは無い

曽野綾子のコラムに世界中が批難殺到

「人種によって居住区をわけたほうがいい」という、曽野綾子氏のアパルトヘイト許容発言とも受け止められるコラムは日本だけではなく、世界中から批難殺到。

 

NGO団体アフリカ日本協議会はコラムを掲載した産経新聞と曽野綾子氏へ抗議文を提出。南アフリカのモハウ・ペコ駐日大使は産経新聞社宛に抗議文を送付。

 

これに対して産経新聞社は

小林毅産経新聞執行役員東京編集局長 「当該記事は曽野綾子氏の常設コラムで、曽野氏ご本人の意見として掲載しました。コラムについてさまざまなご意見があるのは当然のことと考えております。産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別などあらゆる差別は許されるものではないとの考えです」

と「表現の自由を」考えさせる発言をしている。

曽野綾子センセイの見解

曽野綾子先生も今回のコラムが大事になっていることは気づいているようで、「生活習慣の違う人間が一緒に住むことは難しいという個人的な経験を書いている」と反論したが、朝日新聞でも

私は、アパルトヘイトを称揚したことなどありませんが、「チャイナ・タウン」や「リトル・東京」の存在はいいものでしょう。
参考元 朝日新聞デジタル 曽野綾子氏「アパルトヘイト称揚してない

といった反論をし、火に油を注いだ。

 

行政が強制的住まわせる居住区と、移民たちが自ら場所を選んで住み、コミュニティが出来上がった外国人街を同列に扱うことはおかしいと思う。

 

曽野綾子氏は人種差別主義者ではない

このサイトには問題となったコラムの全文が載せられているが、それを読んでみると、介護職には専門的な知識はいらないと書かれてある。

 

要するに、曽野綾子氏には介護職は誰にでも出来る仕事だとし思っており、今回の曽野綾子氏のコラムはまず始めに、介護職に従事している人間を蔑ろにしたのだ。よって、曽野綾子氏は人種差別主義者ではなく、自分よりも劣っていると思い込んでいる人間を差別する、ただの差別主義者だとこのコラムで露呈している。

 

個人に曽野綾子氏と居住区を分けて住みたい。

 
参考元
IRORIO アフリカ日本協議会も抗議。曽野綾子氏のコラムに世界から批判の声
J-CASTニュース 曽野綾子氏「アパルトヘイト許容」に反論 「チャイナ・タウンなどはいいもの」と発言、「火に油」状態に

コメントを残す

サブコンテンツ

スポンサードリンク

このページの先頭へ