「目には目で、歯には歯で」ハンムラビ法典に乗っ取り、イランで左目をつぶす刑が執行

国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」等が、イラン司法当局が強酸を撒き散らして、被害者の両目を失明させたとした男に、左目を失明させる刑を執行したと報告した。

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イスラム教の聖典コーランの「目には目で、歯には歯で」を実践したもの。失明させる刑罰を執行したのはイランでは初めてといわれているが、1979年のイスラム革命以来とも言われている
Hammurabi Code
Hammurabi Code / Gabriele Barni

「目には目を」ではなく「目には目で」

何を基準に失明させる刑を執行するんだろう

今回左目を失明させる刑を受けた男は、2009年バイクを運転しながら強酸を撒き散らし、、タクシー運転手の両目を失明させた。失明させられた男は被害者の男性の妻の依頼に応じ、強酸を撒き散らしたという。

 

イランは腹いせのために強酸をかける事件が頻発しており、司法当局関係者は「今回の刑は強酸攻撃のへの警告ではないか」と指摘。

 

左目を失明させる刑罰は刑務所内で行なわれ、残る右目への処罰は延期になった。男は被害者への賠償金の支払いと禁錮10年の判決も受けている。またアムネスティによると、別のイラン人の男も腹いせの懲罰として両目の失明と聴覚を喪失させる判決を受けている。

 

今回の刑罰で注目されている、ハンムラビ法典。「目には目で、歯には歯で」といえば、同害報復方法と思われているが、真意は無限の報復を禁じて同害報復までに抑えることを設定した法律。また、この法律が成立するのは、あくまで対等な身分同士になる。

 

イスラム法を用いるイランではテキース刑(同害報復刑)というものが存在している。殺人や障害に対して、被害者や遺族が、同じ被害を加害者に与える権利を有している。

 

しかし、イランでは求婚を断ったという理由、恋愛のもつれ等から、男性から腹いせ、報復による強酸の被害に合う女性が多く、両目を失明する事件が後を絶たない。

 

2008年、求婚を断った女性に報復として強酸を浴びせ、両目を失明させる事件があった。加害者男性にテキース刑を言い渡したが、それを非人道的だとしてイラン政府に欧米メディアと政府が圧力をかけ、被害者女性はテキース刑を引き下げたという。

 

参考元
wikipedia ハンムラビ法典
CNN.co.jp 両目失明させた男の左目つぶす、イランで「目には目を」懲罰
アジアプレス・ネットワーク <イラン>多発する女性への酸攻撃、その背景とは(下)
YOMIURI ONLINE 「目には目を」両目失明させた男、左目失明の刑

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